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Project story

プロジェクトストーリー02

Project story 02

物流システムのDX推進によって業務効率化を

年々拡大しているEC市場。近年の在宅時間の増加も相まって、さらなる需要増がみられる中、以前から続いていた 物流業界内の人材不足が深刻化した。Q‘sfixが求められたのは、効率的で利便性の高い物流システムの改修。 なかでも、迅速性が求められる出荷から配送までの運送管理、最適効率化が課題の在庫管理の改善に挑んだという。 需要に応えるための体制整備を進めた。「システム全体としての有用性と、現場レベルでの利便性の両方を達成するために、細かくカスタマイズしていきました。」と語るプロジェクトリーダー。

Consulting / System analytics

業務効率化に向けたDXを推進し、
事業課題の解決に貢献。

Q:システム開発のきっかけを教えてください。
「全国に幅広く展開する事業グループ。その組織全体のシステム改定に伴って、グループ傘下にあるお客様の固有のシステムも改定する必要が出てきました。その修正変更のオーダーを頂いて、全体構想の打合せに伺った際、これを機にアナログ業務をシステムに組み込んでほしいという依頼を受けたことで始まりました。企業規模も大きく、主幹事業として物流を担っているお客様でした。食糧から資材に至るまで幅広い商材を扱う上、多くの運送業者も介するという特性でしたので、ユーザーインターフェイスへの配慮が最初のポイントでした。そこを起点に人材不足の解消や労働環境の改善にアプローチしていきたいと考えてスタートしました。」

Q:プロジェクトはどのように進めていきましたか?
「迅速性と正確性が求められるという業界特性と、今までアナログで行われていた業務をデジタル化するという点から、誰でも簡単に使いこなせて、早く馴染める使用感であることを重視して進めていきました。例えば、品目によって伝票のレイアウトをわずかに調整したり、ローディングやフリーズなど動作が重くならないようにしたりと、もはやユーザーにとって無意識ともいえるレベルまで落とし込んだ快適性を追求しました。業務効率の改善のために導入提案をしても、利便性を感じてもらえなければアナログに戻ってしまうことだってあります。デジタル化に慣れる時間は長くても、アナログに戻るのは簡単ですが、それでは本末転倒なので、ユーザーにとってのハードルを下げつつ業務効率も改善する、いわば費用対効果の均衡点をどう探るかというのも同時進行で検討していきました。もちろんお客様の予算にも限りがあるので、そういった点でもうまく折り合いをつけて最適解を検討する必要がありました。」

Implementation / Operation&Maintenance

業務全体の高い連携性と
ユーザーインターフェイスを追求。

Q:苦労した点は?
「当然ですが既存システムの運用を変えることはできませんので、そこにどう順応させ、適合するシステムを構築するかという点が重要です。大まかな工程としては、まず業務内容の説明や全体構想の打合せで要件設定をして、社内に持ち帰って詳細設計を組み、システム構築するという流れなのですが、実は、その後の現場テストがもっとも時間を要するんです。実際にユーザーテストをしてみると、実は人によって部分的にやり方が異なっていたなんてこともありました。お客様は日頃から当たり前のように業務をされているので、もはや無意識の範疇ともいえるレベルのことなんです。でも、私たちはそういったところまで配慮して、設計時にお客様と合意した仕様の漏れや不足を洗い出して、ひとつずつ解消しなければなりません。それと同時にお客様から使用感について意見を聞き取って、より良い方向へと軌道修正します。さらに、個配となればお客様の先にエンドユーザーがいますので、お客様とエンドユーザーとの間の手続きも自動化させて無駄なくスムーズに行えるような仕組みもつくるなど、最後まで気が抜けませんでした。」

Q:プロジェクトを終えた感想を教えてください。
「私たちが担っているシステム開発は、プロダクトアウトとマーケットインの両方があります。どのアプローチで社会に価値を提供していくかというだけであって優劣はないと思っています。その前提で言えば、今回のようなプロジェクトはどちらかというとマーケットインの要素が強く、顕在化している課題やニーズに対して、環境に合ったシステムを提供していく必要があります。現代においては時々刻々と様々なテクノロジーが生まれていますから、それらを駆使して、新たな仕組みを生みだしたり、より効率的な運用変更へと推進していくことが私たちの役目であると考えています。そして、いつしかスタンダードと言われるようになるのが目指すべきところだと思います。当たり前に使われるようになるとか、無意識的に使われるようになるというのは、一見地味なように見えて、実はすごいことなんじゃないかって思います。そうして利便性を提供したり、効率性を高める更新によって、ヒューマンリソースの有効活用や、働き方改革に寄与できるのではないかと感じています。」

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