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ヨコトク株式会社様

駅前の駐輪場をスマートシステム化し、
スムーズに使いやすく。

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駐輪機器メーカー・ヨコトク株式会社様のキャッシュレス駐輪
システム「スマチュー」に【支払いサク²】が採用されました。
開発の経緯や現在の運用状況、今後の展開について同社総合営業推進部の加藤部長にうかがいました。

ヨコトク株式会社
総合営業推進部
部長 加藤 潤様

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駅前に誕生したキャッシュレス駐輪場。
LINE登録で利用者数アップ

キャッシュレスが普及していく世の中で、当社の商品である駐輪場の電磁ロックシステムにも、精算機を必要としないキャッシュレス化の導入を検討していました。そんな中、金融システムを得意とするQ’sfixさんを紹介され、キャッシュレス駐輪システムの開発がスタートしました。初めての試みだったので最初は何から何まで手探りでしたが、Q’sfixの営業やシステム開発のみなさんが積極的に取り組み、ちょっとした疑問にもすぐにお答えいただけたので大変助かりまりました。

完成したシステム「スマチュー」は、現在、当社関連NPOが埼玉県富士見市から借り受けて運営する東武東上線ふじみ野駅の西口調整池駐輪場で実用化されています。日々の駐輪が便利になる完全キャッシュレス駐輪場として、満を持してオープンしたのですが、初年度は利用者数がぜんぜん伸びませんでした。理由は利用する際のWEB登録でした。お客様がパソコンかスマホからWEBにアクセスして必要事項を入力し事前登録するという手続きが面倒なうえに、登録方法も少し複雑だったため、お客様が敬遠してしまったのです。

そこで閃いたのが、多くの人が慣れ親しんでいるLINEです。LINEのお友達登録のような簡単な仕組みで利用登録ができないか・・・。Q’sfixさんに相談したら、即座にプロット版を製作して見せてくれました。これなら簡単だということで、すぐにシステム変更を依頼し、LINEからの利用が可能なシステムに生まれ変わったのです。

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導入しやすく運用もラクラク。
事業者にとっても便利なシステム

おかげさまで、今では定期利用、一時利用どちらのお客様も順調に増えています。面倒だったWEB登録をLINEに変更したことで手続きのハードルが下がり、キャッシュレス決済の便利さがお客様に浸透してきたからだと思います。また「盗難防止設定」という機能が付いているため、高級な自転車に乗ってこられる方には特にご好評をいただいているようです。

 このシステムは、駐輪場を運営する私たち事業者にとっても大変便利です。まず、キャッシュレス決済なので精算機からの集金業務が不要になりました。オフィスのパソコンから駐輪場の利用状況などがリアルタイムで把握でるのも大きなメリットです。トラブルが発生した際は、遠隔操作で対応できます。例えば、キャッシュレス駐輪場だと知らずに停めてしまったお客様がいても、コールセンターのスタッフが現地の状況を管理画面で確認しながら駐輪ロックを解錠することができます。

従来の駐輪システムは精算機を設置するため、どうしてもイニシャルコストが高くついてしまいます。キャッシュレス駐輪システムなら精算機を置かずに済むので、低予算で狭いスペースでも駐輪場を展開できるのが強みです。遊休地はもちろん、駐車場にできないような狭小地でも駐輪場にすれば収益化が望めます。不法駐輪や放置自転車でお困りの地域の解決手段になるかもしれません。キャッシュレス駐輪システムの需要はたくさんあると思いますので、これからどんどん普及させていきたいと考えています。