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Multi-PAS System
マルチパスシステム
主な利用分野
-
トレーニング
-
パフォーマンス測定
- リハビリ
- 人間工学
- 反応時間
- 心理
―マルチパスシステムの特徴――――――――――――――
反応時間、移動時間、正/誤反応率といった情報を元に、パフォーマンスの評価を行うことのできるシステムです。
大型の刺激装置や複数の反応装置を使って実際のスポーツ現場に近い環境を再現できます。
また、音や光だけでなく、任意の静止画/動画を利用できるので、スポーツだけでなく、認知機能評価や人間工学向けの実験を構築することができます。

- 刺激呈示装置・反応装置はメインユニットに接続され、ユニット内部のマイコンが時間計測を行います。それにより、タイミングを1msの精度で測定し、かつ、正確な刺激呈示を行うことができます。
- 刺激・反応チャンネルはそれぞれ8個まで用意されており、サブユニットを使うとそれぞれ16チャンネルまで増設できます。
- メインユニットはUSBケーブルでパソコンに接続されます。パソコン上の専用プログラムで刺激パターンの設定を行います。表計算ソフトのようなわかりやすい操作です。
- 刺激/反応の発生/終了時刻はすべて記録されるので、その中から、正/誤/見越し反応時間、移動時間、反応時刻など必要な時間情報を抽出できます。
- AD変換同期オプションを追加すれば、トリガや刺激/反応信号をTTL出力できるので、脳波や筋電などの生体信号の記録とタイミングを合わせた計測を行うことができます。
実験例
光った方向にジャンプし、ボール型スイッチにタッチ

算 出 値:光ってからジャンプするまでの反応時間、
ジャンプしてボールに触れるまでの移動時間
応用分野:バレーボール、バスケットボール
使用装置:9刺激呈示装置(PH-1132B)
バレーボール半球型タッチ電極・専用三脚/重り(PH-1148・PH-1139-VB)
マットスイッチ(PH-1288M)
資料提供:大同大学 山田雄太先生
光・音のリズムに合わせてタッピング

算 出 値:リズムとタッピングのずれ、タッピング間隔
応用分野:リズム協応動作、タイミング制御
使用装置:多色刺激呈示器(PH-1250AM)
タッチ電極(PH-1139)
タッチスイッチインターフェース(PH-1134A)
呈示された画像を見て正解のキーを押下

算 出 値:キー押下までの反応時間、正誤率
応用分野:心的回転、記憶力テスト、視覚探索、持続処理課題、空間性注意機能
実験前半は呈示される漢字の意味と一致するキーを押下、後半は文字の色のキーを押下

算 出 値:キー押下までの時間、正誤率
応用分野:ストループ課題
システム構成
マルチパスシステム(多チャンネル光刺激呈示用)

●大型の9刺激呈示装置をフィールドやコートに設置することで、実際の環境に近い空間を作り出します。
●複数のマットスイッチを反応装置として使い、全身の動きをともなう反応時間計測を行うことができます。
マルチパス画像刺激システム

- モニタに呈示された静止画/動画を刺激として使える構成です。
- 自分で作成した静止画/動画を利用できるので、研究者独自の認知機能評価や心理学実験の課題を作成することが可能です。
- 動画中にイベント時点を検出するためのマークを重畳するには、オプションの動画変換ソフトウェアをご利用下さい。
マルチパス用オプション
AD変換同期オプション
脳波や筋電などの生体信号記録との同期計測を行うためのインターフェースです。
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