- TOP
- サービス・製品
- スポーツアナリティクス
- E-LINK フォースプレート
E-LINK FP3
E-LINK フォースプレート
主な利用分野
-
トレーニング
- リハビリ

バランスを制御することは極めて複雑で、様々な要因に左右されると考えられています。バランスの評価およびバランスの回復トレーニングは手ごわい問題です。
E-LINKの2軸フォースプレートシステムは、一つのシステムに評価と訓練を兼ね備えることにより、スピーディーで正確でかつ客観的なソリューションを提供します。
E-LINK フォースプレートシステムは、エキサイティングで、柔軟に活用できるシステムです。システムのモジュール性と可搬性により、フォースプレートを多種多様な使い方で活用することができます。
フォースプレート4台構成(DFP4)

フォースプレート4台を使った構成は、フォースプレート上にかかった荷重に基いて立位バランスを総合的に評価するのに理想的なシステムで、有効なバランストレーニング手段を提供します。
フォースプレート2台構成(DFP2)

フォースプレート2台を使った構成は、1方向のバランステストに適しています。ベースフレーム(土台)から取り外せば、下肢に限らず上肢の機能訓練にも利用いただけます。
フォースプレート1台構成(FP3)

フォースプレート1台の構成は、指1本での軽いタッチの小さな力から、片脚での全体重負荷まで計測可能です。小さな力も検出でき、脱感作療法にも貴重なツールです。
EP40 2軸フォースプレート評価・訓練パッケージ

X4インターXユニットとDFP4を組み合わせた、上肢および下肢の荷重評価訓練用の最上位システムです。
4台のフォースプレート(DFP4)を用いた2方向/1方向体重負荷評価訓練
DFP4には、フォースプレート4台、ベースフレーム、X4インターXユニットへ接続するためのケーブルが含まれます。
ベースフレームに並べるフォースプレートの位置は可変で、子供から成人まで異なるスタンス幅に対応可能です。

被験者は土踏まずが前後2台のフォースプレート間のすき間にくるように立ちます。こうして測定間のばらつきを軽減します。
DFP4システムは、静止した面上での姿勢の安定性維持能力を正確かつ客観的に評価するために利用できます。
評価
5/10/15/30/60秒間のバランステストを行えます。フォースプレート上の荷重分布は前後方向、左右方向同時に算出されます。
フォースプレート上での荷重分布の変動をすぐに算出し、即時フィードバックと解析のために、結果をテキストとグラフで表示します。
中心からの平均の偏差はスタンスの対称性を示し、標準偏差はバランスの安定性を示しています。
10試行までを同時に比較でき、レポートを簡単に作成できます。


訓練
DFP4 2軸フォースプレートシステムの大きな利点は、バランストレーニングです。
フォースプレートをベースフレームから取り外して、普段使っている道具や機器と共に使うという柔軟な使い道も可能です。

ベースライン計測は、被験者の安定性の限界を無理のない範囲で計測します。これをアクティビティの設定に使用します。設定パラメータは被験者の身体的・認知的状態に応じて段階的に設定できます。
被験者はフォースプレート上で荷重を増したり減らしたりすることにより、バランスをコントロールしてアクティビティを操作します。結果グラフはセッションごとに表示され、レポートに出力されます。
アクティビティの順番を保存できるので、次のセッションで同じ順番で実施することができ、検者にとって時間節約になります。
全てのアクティビティは、回復経過に応じて難易度を調節でき、被験者に自信を持たせることにつながります。
※バランスボード、ジムボール、車椅子はユーザー様の私物です。弊社では販売しておりません。
E-LINK アクティビティモジュール
バランスに関する問題は脳の疾患や慢性的な疾患で共通に見られます。協調がうまくいかず、安定性が低下することで自信がなくなり、転倒しやすくなります。
E-LINKのアクティビティモジュールは、簡単なものでは、画面の片方から反対側へボールを動かして一定時間ボールを壁に押し続けるものや、シーソーを一定のバランスに保つものなどがあります。他にも、複雑な迷路でビー玉を転がしたり、ピースの多いジグソーパズルもあります。
全てのアクティビティモジュールは、被験者の経過に応じてスピードや難易度を調節できるようになっていますので、訓練を通してバランスをうまくコントロールできるようになっていくうちに被験者に自信をつけることにもつながります。
2台のフォースプレート(DFP2)を用いた1方向体重負荷評価訓練
DFP2には、フォースプレート2台、ベースフレーム、X4インターXユニットへ接続するためのケーブルが含まれます。
ベースフレームに並べるフォースプレートの位置は可変で、子供から成人まで異なるスタンス幅に対応可能です。また、2台のフォースプレートを前後に並べることで、つま先側とかかと側の荷重調節を要する評価訓練が可能です。
DFP4との違いは、DFP2では1方向のみ計測できるということです。DFP2もDFP4と同様に、静止した面上での姿勢の安定性維持能力を正確かつ客観的に評価するために利用できます。
フォースプレートをベースフレームから取り外して椅子に設置すれば、座位バランスの評価にも利用できます。椅子から立ち上がるときのような、両側上肢の荷重機能訓練に有用です。
1台のフォースプレート(FP3)を用いた訓練
フォースプレート1台構成は、指1本で触れるような小さな力(0.1kg/lb)から、一側で全体重をかけるような大きな力(最大100kg)までの荷重訓練に利用できます。
1台のフォースプレートでも、被験者個々の状況に応じてアクティビティを行うことにより、痛みに配慮しながらの軽い力や短い時間での訓練から、関節の強化や日常動作の改善をねらいとして全体重を負荷する訓練まで、活用できます。
※FP3フォースプレートを使用するには、コンピュータに接続するためのX4 インターXユニットが必要です。
本製品は実験研究用機器です。臨床用途にはご利用いただけません。
システム開発やDXなど
ITソリューションについてもっと知りたい方はこちら
サービス・製品の詳細、スポーツやリハビリといった動作計測技術について
知りたい方やお困りの方はお気軽にお問い合わせください。